小ロット印刷のメリット
ロットは印刷枚数を数える言葉です。
少ない部数を印刷する際は、小ロット印刷をします。
一度に大量印刷した方が、お得になるイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
場合によっては大量印刷の方が適しているケースもありますが、必要以上に余るなど後悔することも少なくありません。
小ロット印刷のメリットは、早急に印刷が可能なことや、定期的にデザインを変えての印刷に適していることが挙げられます。
また、オンデマンド印刷を用いると低コストで印刷することも可能です。
近年、エコを取り入れている企業が増えており、小ロット印刷の需要が増えつつあります。
大量印刷と小ロット印刷をトータルコストで比較すると、小ロット印刷の方が割高になることがありますが、必要な分だけ印刷することで在庫にならず、大幅なコストダウンができるのです。
大量印刷と小ロット印刷どちらを選ぶべきか迷ったときは、用途に適切な方を選ぶことが大切です。
特徴を知った上で選択しよう
大量印刷は、ある程度の納期が必要になります。
一方で小ロット印刷は、ある程度、納期に融通が利くといったメリットがあります。
そのため、名刺を切らしてしまったときにすぐ必要なときや、チラシが足りなくなったときは小ロット印刷の方が向いています。
このように小ロット印刷は、納期短縮やコスト削減、無駄な在庫を作らないというメリットがありますが、デメリットもあるため知っておきましょう。
それは、オフセット印刷と比べて少し品質が落ちてしまうことです。
小ロット印刷で用いるオンデマンド印刷の品質も年々、向上していますが細かいデザインや微妙な色合いを再現するのはオフセット印刷の方が優れています。
一目見るだけでは、違いがわかりませんが細部をよく見るとオフセット印刷とオンデマンド印刷の差がわかるでしょう。
また、印刷できる用紙のサイズに制限があることもデメリットとして挙げられます。
一般的にはA3サイズが限界です。
オンデマンド印刷を用いた小ロット印刷を行う場合は、メリットとデメリットを理解した上で、選択してください。