外注印刷する際のデザイン作成について
断裁に気をつけよう
外注印刷をする際にデザインの作成に迷うこともあるのではないでしょうか。
初めて依頼する場合、どこまでお願いするべきか、どんな分野を任せられるのかなどわからないことがたくさんあるはずです。
業者によって異なる点もありますが、外注印刷で知っておきたいポイントがあります。
一つは、断裁に気をつけることです。
自分でデザインを考えるときに言えることですが、製品として仕上げていく過程で、切り落とされる部分が発生する可能性が出てきます。
断裁が起きないように、位置の調整をして修正しなければならない箇所が出てくるかもしれません。
どこまでプリントされるのかなど業者と相談しながら決めていくことが大切です。
また、作りたい印刷物のサイズとデザインデータのサイズの違いも注意すべきポイントです。
縮小や拡大などの修正をすることになります。

頭の中でイメージしているものはあるけど、それを形にできていない人もいるでしょう。
それも外注することが可能です。
素材の提供は必要になりますが、そこからラフ案を作って校正をして、イメージしているものに近づけていくことができます。
絵を描くのが苦手、細かい部分までこだわりたいけどそれを形にできない場合は、依頼してみてください。
しかし、アバウトすぎると希望通りの仕上がりにならないかもしれません。
曖昧な指示を出して、「いい感じに仕上げてください」と丸投げをするとトラブルが発生しやすいです。
丸投げした上に、そのトラブルの責任を押し付けるのも良くありません。
逆に、指示が細かすぎるのも要注意です。
配置や色合い、文字の大きさなど全てにこだわりたい人もいるかもしれませんが、プロにお任せしたほうがバランス良く仕上がることもあります。
また、途中の変更にも気をつけてください。
打ち合わせ段階でレイアウトから見直すことはありますが、プリントの段階で打ち合わせをしたことが無意味になるかのように変更すると、期限までに完成させようとするためクオリティーが下がってしまう可能性があります。
このようなポイントに気をつけて作成を依頼してみてはいかがでしょうか。
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